2011年06月16日

かぎ猫陶彩画「親子」

かぎ猫陶彩画「親子」
「親子」

・・・陶彩画の写真を撮るのが難しすぎて涙目です。
猫の体につけた盛りと雲母のきらめきを撮りたいと思って光をあてて撮る、するとハイライト以外の部分がグレーがかってしまう罠。
工房でやってるスーパーテクニックを習得するしかないのだろうか。難しそうだなあ・・・。

というわけでなんか本物よりいまひとつ背景がグレーな画像で無念ですが、今はこれが精一杯・・・。
本物は個展でご縁をいただきました。

この絵は、私が最後の窯入れをする直前で手直しした箇所があります。
親猫の瞳です。
かぎ猫陶彩画「親子」

私は普通に微笑んだようにつぶった目というようなイメージで仕上げて置いていたのですが、そこに「いや、この目はうっすら開いて子を見つめる母の眼差しを、もっと微妙な心情を表情を追求できるはずだ。」という指摘がはいりまして、

でも私は完成のつもりだったので、しばらく「いや、これでいいんだ」「いや、まだ描けるはずだ」と、あくまでなごやかにしかし両者譲らず、5回くらい同じ問答がループ・・・という経緯がありました。

で、結局根負けして上の画像の目に描きなおしたんですが、まさかその絵が真っ先に輿入れとなるとは・・・

今心工房の菩薩や飛天、童子の微妙な表情、特に目の表情を追求するセンスの精妙さはよく身に沁みていたはずですが、
あらためて謙虚に学ばせていただく気持ちになりました・・・。

以降は一層の作りこんだイメージと集中で以って猫の目に挑む所存であります、サー。


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Posted by かぎ猫屋 at 19:33 | Comments(0) | 陶彩画
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