2014年09月02日

黒猫屋珈琲店に展示させて頂きます。/philosopher

8月の個展におきましては
お足元の悪い中おいでくださった皆様
まことにまことにありがとうございました。

今回の個展のメインとなった作品
黒猫屋珈琲店に展示させて頂きます。/philosopher
黒猫屋珈琲店に展示させて頂きます。/philosopher


philosopher
フィロソファー/哲学者
というタイトルにしました。

以前の記事 http://kagineko.sagafan.jp/e694920.html

タイトルをつけるというのは、私にとって毎回悩ましい作業です。
表現したかったことは絵の中で言えたような気がするものの、
それをぴたっとあらわす言葉を知らなかったり、
うまくあらわそうとするうちに文章のように長くなってしまったり、
考えるうちに方向性を誤って進んでしまって反省したり、
英和辞書や類語辞書をひいていくうちに聞きなれないカッチョイイ単語に夢中になってしまって反省したり。
後からこっそりタイトルをつけかえたり・・・。

今回は瞳の表現がなかなか不思議な出来になったので、
自分でも作品と長いことにらめっこしていたのですが、
こんな目をした猫はいったいどんな精神をもっているのか、
何を思って何を問いかけてくるのか、自分はその問いにどんな答えを内在しているのか・・・
とかなんとか、不思議な気持ちになってきたので、そんなタイトルにしました。

こう「何かを問いかけてくるような瞳」というのは、私が良くテーマにするイメージのようです。

正しい答が欲しいのなら、正しく問うことである。
何故なら、正しい問の中には、答が含まれているからである。
真に正しい答は、答そのものですらあるのだ。


夢枕獏の言葉がまとまっていてきれいなので引用しましたが、そういう言葉は古今東西にありますね。
問う、というアクションによって、答えというものが形を成しはじめる。
というプロセスとか構造にはとても惹かれるものがあります。
絵はどんな形であれ作者の内面を写したものですが、
絵を見る鑑賞者にとっても内面を映す鏡のようなものだと思うので、
鑑賞者の皆々様にも
猫の瞳に何か問いかけられて、自身の内面からなにか想いが浮かんでくる、
という体験をしていただけたらな。

・・・という大それた望みをちらっと抱いてしまうくらい、この絵は良く出来たな。
とか思ってます実は。
いややっぱりまだまだです精進します。売れてませんごめんなさい。

そんな自信過剰と被害妄想の間でぐわんぐわん揺れながら描いています。
あああ文章オチないまとまらない。



っていうかもう9月じゃないか大変だっ(゜゜;)ぐらぐらしている場合じゃない
直前告知になってしまいましたごめんなさい。


黒猫屋珈琲店

黒猫屋珈琲店に展示させて頂きます。/philosopher

http://dejavu-kuronekoya.com/
https://www.facebook.com/dejavukuronekoya
福岡県 福岡市中央区大名1-5-5




こちらのカフェに明日9/3(水)~9/15(月)まで、作品を展示させて頂きます。
ていうか今から搬入行って参ります。
黒猫屋さんで、裏に白猫さんがいるそうなので、黒猫白猫の陶彩画を中心に飾ろうと思っています。
たくさんのかたのお目にかかれますようにー










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Posted by かぎ猫屋 at 11:35 | Comments(0) | 陶彩画 | 個展情報
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