2011年07月21日
かぎ猫陶彩画「ばんざい」

肉球の盛り具合が自慢の一作

「ばんざい」 330×265
肉球の表現にも試行錯誤がありましたが、
半透明で表面がわずかに荒れた表情になる絵の具を調合しました。
科学反応で細かな気泡を含みながら焼きついたこの色は、一般の
焼き物としては耐久性などに難ありとされるのかも知れません。
しかしつるりと盛られた絵の具の、美しいけれど硬質な印象よりも
より柔らかく猫の皮膚の質感に近いものができました。
・・・いつもより少々カタイ文章ですね。
現在ポートフォリオ(作品ファイル)を制作中でして、その中で絵の隣につける一文です。
書くことなくなって悩むかなあ、と思いましたがどうしてどうして
なにしろまったく初めての人に陶彩画とはなんぞや?というところから始めなくてはならないので、
技法のことだけで半分以上紙幅を埋めることができました。
個展で色んな方に色んなことを聞かれたことで、なにをどう説明すればいいのか練習できていたんだと思います。
この場を借りて改めてご指導ご鞭撻を賜った方々に感謝させてください。m(__)m
ポートフォリオ用に書きおろした文章ですがブログにも個展にも皆様によりわかりやすいよう反映させていきますね。
というか今まで作品をつくるだけで手いっぱいでそこらへん不親切で申し訳ありませんでした・・・。
そういえばこの子猫のモデルはリキです。
色は陶板に合うよう変えてしまいましたが子猫のころはよくこうやって寝ていたなあ・・・。
ほんとうにかわいかった・・・。
Posted by かぎ猫屋 at 19:23 | Comments(0) | 陶彩画