2012年07月02日
研修旅行と猫の神様
今心工房に入社して、はや5年とか6年とか。
ちょいちょい個展や取材や宴会には連れていってもらっていたのですが、
社員総出で一泊二日、九州からも遠征しての、初の研修旅行に行ってきました。
行先は
浄土真宗 光円寺 http://www.eonet.ne.jp/~kouenji/
なぜ寺院かというと、ここに今心工房謹製 「阿弥陀如来」 が寺宝として納められているからです。

http://www.eonet.ne.jp/~kouenji/tousaigaB.jpg
さらにその阿弥陀如来を中心にシルクレ(陶彩画複製)の常設ギャラリー、
隣には壁面全体に抽象の陶彩画を配した建物。
http://www.eonet.ne.jp/~kouenji/
工房と深いご縁のあるお寺でありました。
いわゆる仏画とよばれるものの制作に携わってきたわけですが、
それが実際に開眼供養を行って、広く多くの人達の信仰の拠り所になっている様子を実際に目にするのは、
感慨深いものがありました。
世俗の妄執にまみれて暮らす日々ですが、
仏様になるかもしれない絵に関わる時くらいは、敬虔な心持ちでありたいものです。
・・・さて、それはそれとして当方は猫ブログ。
ちゃんと猫話も用意してございます。
旅行の2日目は自由行動。

エジプト考古学博物館所蔵 ツタンカーメン展 http://kingtut.jp/ に行って参りました。
そこでゲットした新たな猫グッズ!

エジプトにおわす猫の神様、名前はバステトです。
バステたんグッズずっと欲しかったんだぜええええ!!(゜∀゜)ヒャッハ―ィ!
一柱の独立した神様ですが、置物は金色銀色あったので両方揃えて、狛犬風に対に飾っています。


すらっと長い前足、背中のまるっとした優美なライン、くいっと上を向いたお顔に非対称なアクセントになる尻尾。
あああ、なんてうつくしい・・・。
大変満足のクオリティです。
ライオンの頭の破壊神、セクメトが他の神々によって鎮められた後、音楽や恋、子供たちの守護神となったそうで、
猫の頭で体は人間バージョンの姿もあります。
ちなみに女性の神様です。
バステトがメジャーな神様となったのはツタンカーメン王の時代よりすこし後なのか、
展示の副葬品のなかにはセクメトの方しかみられませんでしたが、
エジプト美術のクオリティの高さに圧倒されてそれどころではありませんでした。
事前情報はほとんど入れず、猫神さまと金ピカ装飾品が目当てに行った展示だったのですが、
もっとも感銘を受けたのは、神々や王達の塑像の美しさでした。
エジプト美術というとディフォルメされた横向きの人物像などをイメージするかと思いますが、
彫刻をみると、そのオリエンタルな様式美はそのままに、
お腹やひざ、お尻など目に留まる部分にはとても肉感的でリアルな作りこみが為されていました。
ネフェルティティ王妃の頭部とか、間近で見るとデッサンも完璧すぎでびびりました。
写実の力と様式美のバランスが、こんな風に成立するのかと。
しかもそれがさんぜんねん前にすでにして成立って。
人類www
まあ、ともあれ
西洋美術に倣った日本の美術教育をうけ、
敦煌石窟の壁画をリメイクする職場につとめる身としては、
得るものの多い博覧会でした。
猫の女神様もゲットできましたしね!
御一読ありがとうございました、当ブログはブログランキングに参加しております。
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クリックするとそれが投票になって順位に反映されます。
陶彩画、ひいてはかぎ猫作品の広報にご支援をいただきありがとうございました!
ちょいちょい個展や取材や宴会には連れていってもらっていたのですが、
社員総出で一泊二日、九州からも遠征しての、初の研修旅行に行ってきました。
行先は
浄土真宗 光円寺 http://www.eonet.ne.jp/~kouenji/
なぜ寺院かというと、ここに今心工房謹製 「阿弥陀如来」 が寺宝として納められているからです。

http://www.eonet.ne.jp/~kouenji/tousaigaB.jpg
さらにその阿弥陀如来を中心にシルクレ(陶彩画複製)の常設ギャラリー、
隣には壁面全体に抽象の陶彩画を配した建物。
http://www.eonet.ne.jp/~kouenji/
工房と深いご縁のあるお寺でありました。
いわゆる仏画とよばれるものの制作に携わってきたわけですが、
それが実際に開眼供養を行って、広く多くの人達の信仰の拠り所になっている様子を実際に目にするのは、
感慨深いものがありました。
世俗の妄執にまみれて暮らす日々ですが、
仏様になるかもしれない絵に関わる時くらいは、敬虔な心持ちでありたいものです。
・・・さて、それはそれとして当方は猫ブログ。
ちゃんと猫話も用意してございます。
旅行の2日目は自由行動。

エジプト考古学博物館所蔵 ツタンカーメン展 http://kingtut.jp/ に行って参りました。
そこでゲットした新たな猫グッズ!
エジプトにおわす猫の神様、名前はバステトです。
バステたんグッズずっと欲しかったんだぜええええ!!(゜∀゜)ヒャッハ―ィ!
一柱の独立した神様ですが、置物は金色銀色あったので両方揃えて、狛犬風に対に飾っています。


すらっと長い前足、背中のまるっとした優美なライン、くいっと上を向いたお顔に非対称なアクセントになる尻尾。
あああ、なんてうつくしい・・・。
大変満足のクオリティです。
ライオンの頭の破壊神、セクメトが他の神々によって鎮められた後、音楽や恋、子供たちの守護神となったそうで、
猫の頭で体は人間バージョンの姿もあります。
ちなみに女性の神様です。
バステトがメジャーな神様となったのはツタンカーメン王の時代よりすこし後なのか、
展示の副葬品のなかにはセクメトの方しかみられませんでしたが、
エジプト美術のクオリティの高さに圧倒されてそれどころではありませんでした。
事前情報はほとんど入れず、猫神さまと金ピカ装飾品が目当てに行った展示だったのですが、
もっとも感銘を受けたのは、神々や王達の塑像の美しさでした。
エジプト美術というとディフォルメされた横向きの人物像などをイメージするかと思いますが、
彫刻をみると、そのオリエンタルな様式美はそのままに、
お腹やひざ、お尻など目に留まる部分にはとても肉感的でリアルな作りこみが為されていました。
ネフェルティティ王妃の頭部とか、間近で見るとデッサンも完璧すぎでびびりました。
写実の力と様式美のバランスが、こんな風に成立するのかと。
しかもそれがさんぜんねん前にすでにして成立って。
人類www
まあ、ともあれ
西洋美術に倣った日本の美術教育をうけ、
敦煌石窟の壁画をリメイクする職場につとめる身としては、
得るものの多い博覧会でした。
猫の女神様もゲットできましたしね!
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陶彩画、ひいてはかぎ猫作品の広報にご支援をいただきありがとうございました!
Posted by かぎ猫屋 at 19:36 | Comments(0) | カテゴリーなし
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