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Posted by さがファンブログ事務局 at 

2017年05月26日

鯉と金太郎



鯉と金太郎
陶彩画 矢山昭子  原画 佐藤英名

原画をお借りしてつくりました。原画の方は龍や子供を描くのが巧みで、
この鯉もまさに龍へと化身する最中のような姿です。
金太郎も骨太く逞しく、けれど子供らしく描かれています。
滝を昇った鯉は龍となるという登竜門の故事に因み、
鯉金は江戸時代ごろから馴染み深く、縁起の良い画題です。
背景は鯉の動きに合わせて描いたので、流れ落ちる滝というより、
渦巻く滝壺や渦潮、或いは回転する銀河のような、
また流れに逆らうと言うよりは鯉と金太郎に合わせて水が行き交い、
流れを生み出しているような形になりました。


金太郎のおしりがぷりっとしていてたまらんかわいさ・・・
描きながらたのしいところでした。
逆に鯉の鱗なんかは描いていてだんだん辛くなってくるところでした。
自分には鱗系の生き物への愛が足りないんだな~
描ける人はやっぱり愛があるよな~、と
他人の仕事をなぞるのは勉強になりました。
背景は自分なりにやってみたのですが、
これも下書的なちまちました作業はうっちゃって、
その場の勢いでぐいぐいと、絵の具のきれいさを頼りに描く、
みたいな自由でご機嫌な作業でした。

色んな要素が詰まった、楽しい絵です。

  


Posted by かぎ猫屋 at 18:02 | 陶彩画

2017年05月24日

薬師招き猫



薬師招き猫
招き猫と言えばふつうは小判や鯛をもって商売繁盛を祈願するもの、
けれどこの猫がもつのは薬師如来に因んだ薬壺です。
妙薬を分け与えんと手招きする健康祈願の招き猫としました。
いかなる願いの追求も、まずは心身ともに健やかであってこそ。

自分なりの招き猫を、と思ったときに
自分が招き猫に込めたい祈願はなにかな、と考えたんですが、
小判や鯛で先客万来や千万両もいいけれど、
その時の自分はアトピーでほんとに辛い時だったので、
お金も欲しいけど、でもいくらお金あってもこんな体じゃ何もできない!
ということで健康祈願の招き猫になりました。
この猫が招いてくれたのか、今ではアトピーも落ち着いています。

壺の薬の字は、書道を習っている先生に相談して、
薬の字が象形文字の時の意味から何からお聞きして、字形を考えてもらって・・・、
実はかなり凝ったものとなっています。

実家の生業がクリニックなのですが、
そういう所にも健康祈願の縁起物なら、
招き猫をおいても良いかな~、という想いもありました。

ご要望によってふつうは見かけない色んな祈願の招き猫のデザインをおこしてます。
縁結びや子宝祈願や、地縁にちなんだもの、もちろん商売繁盛でも。
次はどんな願かけの猫にしましょうか。

  


Posted by かぎ猫屋 at 23:56 | 陶彩画

2017年05月10日

陶彩画とは?



ご注文いただいて制作し、
去年村岡屋個展で飾った後、
お祝いとして贈られた絵です。

そういえば、今回の個展で「陶彩画とは」の
説明のキャプションの文章を変えました。


陶彩画とは

陶彩画とは有田焼の上絵の技法を用いながらも、
まったく新しい発想でもって描く絵画です。
私はそれを草場一壽さんのもとで学びました。
水彩や油彩、他の絵画技法と比べて、
陶というのはとても長い年月その美しさを留めます。
ただその製法の複雑さや、あるいは陶とは
実用品・工芸品であるとの思考の枠組みからか、
陶の絵画技法としての側面は、
日本ではあまり発達してきませんでした。
陶彩画、という新しい名前が示すのは
釉薬の溶け合う景色をそのまま絵に活かし、
芸術へと昇華するマインドだと私は思います。

矢山昭子



以前は草場一壽さんの文章を引用していたのですが、
色々学ぶ機会があって、最近なんとなく、自分の実感からの言葉で、
陶彩画とはなにか、
他の陶の技法とも、絵画の技法とも違う点はどこにあるのか、
分かってきた気がします。

  


Posted by かぎ猫屋 at 23:50 | 陶彩画

2017年05月06日

イェームバード blueavians



イェームバード
雑誌で目にしたマックス・クリスチャンセン氏の
インタビュー記事にあった“青い翼の鳥人”という一文より
父にその姿をイメージしてもらいました。
有田の上絵の具は青系の発色が特に美しく、色数も多いので、
青を活かすモチーフのことはいつもどこかで考えています。



さて・・・
今までこの絵をネットに載せるのはなんとなく控えていました。
「これは何の絵?」という質問にうまく答えられなかったからです。

この翼のある人の絵が何の姿を現しているのか、
なんとか言葉で説明しようとすればするほど、
自分にとっては聞きかじりの言葉を並べなくてはならず、
それはどうもあまり心地よいことではありませんでした。



私はいつも絵について人に尋ねられたことには、
できるだけありのままに答えているつもりです。

どうやってつくるの、と聞かれれば陶板と画材の見本をだして
ああしてこうしてつくります、と答えますし、

どうして猫や子供を描くの、と聞かれれば、
そこに至ったエピソードをお話します。

そうやって問われ、答えて、
ああそうなの、と納得してもらうのが、
誠実なサービスだと思っていたのですが・・・

でもそれは本当は少し、もったいないことをしているのかも
と思うようになりました。

初めて目にする、心動かすものに出会って、
わあきれい、これはなんだろう?という気持ちが芽生える、

それは大人にとって実はとても得難く大切な機会ではないでしょうか。

なのにその場に作者がいたばっかりに、
これは何かと問うて、はいこれは陶彩画といって云々という
インスタントなやりとりをしてしまう。

心の動きに答えらしきものが与えられてしまえば、
せっかくの感動は単なる知識になって、頭の中の仕分け棚に入れられておしまい。

これは私ももちろんそうなのですが、
現代社会では、抱いた疑問や、自分の心の動きに、ゆっくり向き合う
じっくり観察して、考える、というような習慣や時間をなかなかもてません。

初等教育のころから、知識を頭に詰め込むことを善しとされ、
何かを疑問に思えば、すぐスマートフォンで検索をかけて答えをひきだします。
豊かで効率的で便利で、それはそれで世の中が進んでいいことだなと思うのですが・・・、

ただ、五十嵐大介の「魔女」という漫画のなかにこういう場面があります。

大きな書庫のなかで本を見る少女、
彼女を育てている女性はこう言います
「本を読んではいけないって言ってるでしょう」
「どうして?」

「あんたには経験が足りないからよ、

“体験”と“言葉”は同じ量ずつないと、心のバランスがとれないのよ」

そして少女は手作りのかんじきをもらって、雪の積もる森の散策にでかけます。



体験 と 言葉

自分で感じたこと考えたこと と 自分以外から学んだ知識

自分の中から湧いてきたもの と 他者から受け取ってそのまま使っている概念、慣習・・・

自分の言葉 と 他人の言葉

色々言い方はあると思いますが、
自分のなかにある両者のバランスが、とれていますか?
そのことについて考えてみたことすらなかったなんてことは、ありませんか?

疑問には即、答えをあてはめるというルーティンに慣れきっている私達には、

自分の目で見たこと、心が動くことを、そのまま大切にする、
ということの方に訓練と忍耐が必要です。


心が感じたことをすぐに言葉にしてしまうと、
色んなものを取りこぼしてしまうかも知れません。

私達の感覚は、無辺の世界から言語化できないたくさんの情報を受け取っているはずです。

言葉にならない世界を、そのまま受け入れて、
つきあっていけるようになりたいと、私はそう思います。
理性と科学に偏った運営に行き詰まりの兆しが見え始めたこの社会で、
次に必要になるセンスはきっとそういうものなんじゃないでしょうか。

ちょっと話が壮大になりましたが・・・、

だから、「これは何の絵?」という疑問に、私は答えないことにします。

この絵が何の絵で、どんなメッセージをもっているのかは、
言葉ではなく、自分の心で感じてみてください。




今週末までの個展で飾ってます。


矢山昭子 陶彩画展

有田焼の技法から生まれた新しいアート「陶彩画」
今までにない陶の絵の可能性をご覧ください。

2017.5/2(火)~5/7(日)
AM11:00~PM15:00

〒840-0201
佐賀市大和町尼寺3071-1
tel 0952-62-5941
そば処 いち 併設ギャラリー










  


Posted by かぎ猫屋 at 00:49 | 陶彩画

2015年12月21日

矢山昭子新春陶彩画展




2016年1月12(火)~17(日)

矢山昭子 陶彩画展

本年10月10日祖母安藤幸が永眠いたしました。
祖母が好きだったキリンを陶彩画で描きました。

今回は猫以外のモチーフがメインになると思います、
猫の絵でないのは自分にとっても冒険で、不安と期待をもって臨む個展となりそうです。

会場:新天町村岡屋ギャラリー
   〒810-0001
   福岡市中央区天神2-8-237
   新天町南通り 村岡屋新町店3F




このほど祖母が永眠いたしました、
おばあちゃんが亡くなった、というと皆さん気を遣って下さいますが、
そこは大丈夫です、ありがとうございます。

祖母が89歳、孫の私が32歳という年だと悲しい悲しいというだけでなく、
色んなことを考えるものです。

小学生くらいの頃はよく泊まりにいっては面倒をみてもらった祖母です。
家事に手芸に万事にマメで、来客をもてなすなど賑やかな事、洒落たところに出掛ける事が好きな人でした。

祖母はもう日常の色んなことが少しずつ不自由ではありましたが、
死の前日まで自宅で元気に過ごし、朝、家人が気が付いた時には・・・という亡くなり方でした。
秋の三連休の初日に亡くなったことで、通夜や葬式は遠方からも知人や孫たちが駈けつけて出席となり、
大変賑やかでした。

死に方も時代によって移り変わるけれど、自分が死ぬ順番になった時
これほどの事ができるだろうかと思います。

そんな事あんな事を考えていたら、というわけではないのですが、
今回の個展はいつものかぎしっぽの猫の絵でなく、ほかのものを描いた陶彩画を飾ろうかな、
という感じになりました。
猫でなくてがっかりされないだろうか、そもそも誰も見に来ないかも、
という不安も胸をよぎりますが、これもそういう巡り合わせと思うことにします。

そしてどういったモチーフの絵を飾るのか、少し予告。
これは画像ソフトで作ったエスキース、イメージ図のようなものです。




陶彩画にするとどんな風に仕上がってくるのか、
私にとっても未知なことでとても楽しみです。



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Posted by かぎ猫屋 at 11:47 | Comments(0) | 陶彩画

2015年08月05日

青い猫で暑中お見舞い申しあげます。

毎日毎日毎日飽きもせず暑うございますね。
適度な冷房と水分ミネラルの補給をこころがけ、厳しい季節を生き抜いて参りましょう。

せめて涼しげな色の猫の絵でもご紹介いたしましょう。



今年一月の個展用につくり、7月のグループ展にも飾った絵です。
絵本のための表現を探る習作です。
色感はなんとなく掴めてきたように思います。



写真撮りと画像調節には相変わらず課題を抱えておりますが、
こんな風に撮ると、陶彩画ならではの艶や盛り上がりが分かりますね。

これだけ見るとなんだか濡れて光っているようできれいです。
有田焼の上絵の具のもつ、透明な美しさには本当に魅かれます。

個展などで芸術の素養がある方は
「この絵はガラスか七宝焼きだろうか」
というような事をお尋ねになりますが、

個人的な見解としては
ガラス工芸よりも薄く重なる色の層は繊細さがあって、
七宝焼きよりは金属の下地のぎらつきがなく、白陶の上での発色はしっとりと品があるように思います。

まあ、ガラスにも七宝にもそれぞれ作家やブランドごとに無数の技法があるので、
一概に言えることは何もないのですが、見分けるとするとそういうところがポイントかと。

・・・・ん?

そういえば七宝やガラスか、と尋ねられたことはありますが、
これは陶器か、と聞かれたことは記憶にない・・・ような・・・?

一般的に目にするポーセリンアートや陶額とは
一線を画する透明感のある質感は、むしろそれらに近い、ということでしょうか。


詳しくない方にはなんのこっちゃみたいな話ですね。

でも実は私も大学まではほぼ油絵一辺倒で、
焼き物や陶器のことは何にも知りませんでした。
今心工房に入社してからも目の前の仕事のことでいっぱいいっぱいで、
工房の個展の店番で七宝と聞かれても、(^q^)それなあに?でしたねえ。

興味をもって知りだしたのは自分で作品をつくりはじめて、それからです。
先輩やお客さんや作家さんや絵の具屋さんや窯元さんや大学教授や・・・
色んな方に少しずつ、色んなことを教わりました。

しかし知れば知るほど、陶彩画の美しさと可能性に驚かされているという手前味噌ですみません。

油絵の世界でどこか感じていた、爛熟期を過ぎた文化の一種の行き詰まり、閉塞感みたいなものは
20年前に生まれたばかりの陶彩画には微塵もありません。
あらゆる可能性が手つかずで、描き手を待っているように思います。

どうか健やかに、この新しい萌芽が育っていくよう祈り、
またその担い手として相応しくあるよう精進していく所存なのであります。




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Posted by かぎ猫屋 at 18:49 | Comments(0) | 陶彩画

2015年04月17日

無病息災・薬師招き猫


  


Posted by かぎ猫屋 at 12:00 | Comments(0) | 陶彩画

2015年01月22日

陶彩画「ひめかみ」と・・・

東京都台東区谷中での
矢山昭子陶彩画かぎ猫展 に
お運びいただいたみなさま
応援してくださったみなさま

誠にありがとうございました。

今までで一番盛況の個展だったように思います。
遠いところに出かけていっての個展ですから、
ご案内を差し上げてもどのくらいお客様に来ていただけるか未知数だったのですが、
ギャラリー猫町だから来て下さった方はもちろん、
東京の武蔵野美術大学に通っていたので、その友人や
父からのご縁で興味を持ってくださった方が幾人もお運びくださいました。

誠に誠にありがとうございました。

さて、荷解きもまだのうちから
搬入に行って次の個展・・・というか展示がはじまっております。



ひめかみ 完成!

解説
http://kagineko.sagafan.jp/e711220.html


佐賀 トネリコカフェ
矢山昭子 陶彩画展

2015.1/21(水)~2/28(土)
不定休・作家在廊なし・人物画等

トネリコカフェ 
〒840-0826佐賀市白山2-5-19
白山アーケード内

TEL:090-1978-0993
月~金 8:00~20:00
日・祝10:00~18:00


以前のブラッサンスに展示した時から、
加筆と焼成しました。
これで完成・・・かな。(゜゜)

猫作品の荷解きがまだなもので、今は人物作品を飾っております。








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Posted by かぎ猫屋 at 18:02 | Comments(0) | 陶彩画

2015年01月15日

東京個展も折り返しです

東京谷中でのかぎ猫展も今日から折り返しです。
前半が今までにない盛況さだったので、あまり気持ちの焦りはなく週末を迎えられそうです。


みけ100×140㎜

早々にお輿入れが決まった子です。
小首をかしげてこちらを見つめる子猫。
キトンブルー(kitten blue)子猫特有の青い目が
明るい灰色になってきて、でもまだ金色にはなりきらない、
ミルクは卒業して、でもまだ甘えたい盛りで、
ずっとなにかしらと遊んでいると思ったら、もう寝ている。
3~4ヶ月くらいのかわいくてたまらないお年頃です。
ちょっとおませさんというか、
三毛ということは女の子、女の子ならちょっと背伸びした感じで、と思って描いた覚えがあります。

ブログで知り合ってずっと応援してくれていた方のところに縁づくこととなりました。
お会いできただけでも嬉しいことなのに、本当にありがとうございました。




ギャラリー猫町常連さんと噂の猫に遭遇しました。
でっかいのに甘ったれの気のいいあんちゃんでした。
もう一回くらい会いたいなぁ。







いまだかつてなくお花を頂いております。もはやお花畑です。
咲き誇る応援のお気持ちを受けとめて、くよくよせずかんばる所存です。
本当にありがとうございます。




東京
矢山昭子 陶彩画 かぎ猫展

2015.1/8(木)~1/18(日)
※1/13.14休廊 全日程作家在廊

谷中ギャラリー猫町
〒110-0001 東京都台東区谷中2-6-24
TEL:03-5815-2293
地下鉄千代田線「千駄木」駅団子坂口下車
さんさき坂上がる、徒歩約6分、石段の上
開廊日・木金土日と祝日11:00~18:00

ギャラリー猫町 http://gallery.necomachi.com/




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2014年12月15日

てんちかねこ/東京個展告知





てんちかねこ

以前「こんにちは天神さま」展~100のアートと100の声~
というグループ展に出品した作品。
水彩イラストだった HATCAT を陶彩画でつくってみました。
てんちか とは 天神地下街(てんじんちかがい)の愛称です。

作品コメント:
今から10年ほど前、毎日天神地下街と親不孝通りを通って福岡美術研究所に通う浪人生でした。
地下街は今でもよく利用します。19世紀南欧・劇場風がコンセプトの地下街は照明や看板のデザインなども隅々まで凝っていて、
眺めて歩くだけでも楽しい通りです。
 私が最近良く描く帽子とねこのイラストをてんちかバージョンにしてみました。
女の子ねこは当然ファッション、男の子ねこは食料や雑誌のお買い物を楽しんだようです。




さて、12月も半ばとなりましたが、クリスマスより正月より、新春の個展の事で頭がいっぱいです。


東京
矢山昭子 陶彩画 かぎ猫展

2015.1/8(木)~1/18(日)
※1/13.14休廊 全日程作家在廊

谷中ギャラリー猫町
〒110-0001 東京都台東区谷中2-6-24
TEL:03-5815-2293
地下鉄千代田線「千駄木」駅団子坂口下車
さんさき坂上がる、徒歩約6分、石段の上
開廊日・木金土日と祝日11:00~18:00

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フェイスブックイベント https://www.facebook.com/




東京個展をなにか宣伝する方法はないかと、
ものはためしに色んなところにメールしてみたら、何件かご紹介くださったサイトがありました。



母校のホームページ
武蔵野美術大学ホームページ http://www.musabi.ac.jp/topics/20141211_03_01/


開催地域の情報サイト
地域情報サイト 谷根千ねっと http://www.yanesen.net/topics/detail.html?id=920


展覧会情報のサイト
全国のミュージアム・カレンダーMusCa http://musca.jp/


各サイトのご担当者様、まことにありがとうございました。
ご縁をいただけましたことを励みに精進してまいります!



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2014年12月09日

東京・陶彩画・かぎ猫展告知/親子3作目




親子

鼻を寄せ合う猫のあいさつ。
ちょっと背伸びをする子猫、ちょっと首をすくめて優しい目をする親猫。
猫ならではの親子像です

今までに3作つくった矢山昭子史上では一番のヒット作です。3枚とも輿入れしていたので、
現在新年の個展にむけて4作目を創作中です。急げ(゜゜)急げぇー



東京 陶彩画 かぎ猫展

期間 2015年1月8日(木)~1月18日(日)
会場 ギャラリー猫町 〒110-0001 東京都 台東区谷中2-6-24
営業時間 木 ~ 日 11:00 - 18:00 (月・火・水、休)

ギャラリー猫町 http://gallery.necomachi.com/

フェイスブックイベント https://www.facebook.com/

以前猫町を訪れた時の記事
http://kagineko.sagafan.jp/e397805.html







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Posted by かぎ猫屋 at 16:04 | Comments(0) | 陶彩画

2014年11月17日

Tender eyes/東京個展告知!

sense~音楽と絵の展覧会~にご来場いただきました皆様、応援の気持ちを賜りました皆様、誠にありがとうございました。




佐賀新聞、西日本新聞で記事に取り上げていただきました。
http://kagineko.com

会場の様子などはこちら
http://sense3.jimdo.com




DMに載せていた作品はこちらでした。



Tender eyes

Tender/テンダー とは

やわらかい、あわい、おさない、かよわい、未熟な、優しい、愛する、
などいくつものな意味と微妙なニュアンスがあって、日本語に訳しにくい言葉です。

英語が得意というわけではないのですが、
昔、小説で読んだTenderという語に関する一節が印象深くて作品タイトルにもってきました。

日本語の「かわいい」の語源は「かわいそう」とおなじ、という話を聞いたことがありますが、
そういう気持ちに通じるところがあると思います。

芽ぐんだばかりの若葉を想像するとなんとなくイメージがつかめてくるのですが、
柔らかく、瑞々しく、感覚がこまやかであると同時に未熟な弱さもある、
そしてそのかよわさが愛おしい。
そんな印象の語です。

まあ、子供を描いてみたくて描きました。
興味深く描けて色々わかった事もあって、それはいいんですが、
後から考えるタイトルはほんと悩むし、
解説しようとするとポエミーになってきて恥ずかしいし、
恥ずかしいし。
あー恥ずかしい。
でもまた描こう。

えー。
グループ展ではいつもと違う挑戦をしていこうという目標があって
ここのところ人物の絵のことばかりでしたが、
そうこうしているうちに猫の絵の方にも進展がありました。
しかも大ニュースです!

年明けに!東京で個展します!

東京 陶彩画 かぎ猫展

期間 2015年1月8日(木)~1月18日(日)
会場 ギャラリー猫町 〒110-0001 東京都 台東区谷中2-6-24

以前、お話したことのあるギャラリーから有難くもご招待をいただきました。

谷中にある猫作品専門ギャラリーです。

ギャラリー猫町

以前猫町を訪れた時の記事
http://kagineko.sagafan.jp/e397805.html


なんだかだんだん個展のお誘いをいただける事が増えて参りました。
まだまだ一人前は稼げていない、三分の二人前くらいの身の上ですが、
このご縁もあのご縁もありがたくありがたぁ~く頂戴して、慢心せず精進していく所存であります。サー!

sense終わったら年内はちょっとのんびりだなーとか甘い見通しがぶっとんで、
全力で個展準備の日々、開幕です。
良い個展をお届けできるよう、尽力いたしますのでお楽しみに。








トピックもリンクも盛りだくさんの記事になってしまって反省。もっと更新頻度をあげなくては・・・。

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Posted by かぎ猫屋 at 22:33 | Comments(0) | 陶彩画 | メディア

2014年10月14日

sense/陶彩画「少女」 

ご無沙汰しております、が毎度の挨拶になりつつある今日この頃(゜゜)
今年もこのグループ展を催すこととなりました。
同級生との三人展 sense~音楽と絵の展覧会~ です。










HP http://sense3.jimdo.com

絵画の展示期間 2014.10/27(月)~11/8(土) 11:30~19:00 ※水日祝休
会場 カフェブラッサンス 
〒840-0824 佐賀県佐賀市呉服元町2-24 tel 0952-97-9378

宮原千春 ピアノコンサート
11.8(土)14:00~ ワンドリンク付き ¥1000

カフェブラッサンスについての佐賀新聞の記事
http://www1.saga-s.co.jp/news/saga.0.2312515.article.html

今回は小城の赤れんが館ではなく、佐賀市内のカフェでの開催となりました。
画家二人分の絵が飾れて、ピアノもあるスペースというのは探してもなかなかないものですが、
このカフェは元・佐賀新聞社論説委員のマスターが、
佐賀の文化の新たな交流拠点となるようオープンされたもので、
絵画を飾る設備も、音楽イベント用のアップライトピアノもある、
カフェでもあり、小さなイベント会場でもある“場”がそこにありました。
そういった場に参加できるのもグループ展の醍醐味です。

さて、このDMの作品ですが、猫ではなく子供ですね~。
今までの猫の陶彩画とも、今心工房の描く人物像とも違う、
こういう方向性でもう少し色々描いてみたいと思っています。

この画風で初めてモノになったのはこの作品


「少女」
HPへのリンク いつもの作品コメントはHPにあります。

この作品だと、滲んだ背景の上に筆で線を描く感じで目や唇や輪郭を描きこんでいるのですが、
DMの作品だとそういう風にアウトラインは描かずに最後まで仕上げています。
どちらが作品として優れているかは好みでも分かれるところかと思いますが、
技法としては一作品ごとに習熟していっている手応えがあります。
まあ、途中にいくつか完成までもっていけなかった作品もあるのですが・・・。

そんなわけで今回のsenseでは猫でない、人物を描いた作品を中心に、
猫作品もこういう滲みの技法でつくったものを出していこうと思っています。

以前の作風も進化させつつ、新しい挑戦も恐れず行い、陶彩画の地平を開拓していく所存であります。






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Posted by かぎ猫屋 at 04:40 | Comments(0) | 陶彩画

2014年09月02日

黒猫屋珈琲店に展示させて頂きます。/philosopher

8月の個展におきましては
お足元の悪い中おいでくださった皆様
まことにまことにありがとうございました。

今回の個展のメインとなった作品




philosopher
フィロソファー/哲学者
というタイトルにしました。

以前の記事 http://kagineko.sagafan.jp/e694920.html

タイトルをつけるというのは、私にとって毎回悩ましい作業です。
表現したかったことは絵の中で言えたような気がするものの、
それをぴたっとあらわす言葉を知らなかったり、
うまくあらわそうとするうちに文章のように長くなってしまったり、
考えるうちに方向性を誤って進んでしまって反省したり、
英和辞書や類語辞書をひいていくうちに聞きなれないカッチョイイ単語に夢中になってしまって反省したり。
後からこっそりタイトルをつけかえたり・・・。

今回は瞳の表現がなかなか不思議な出来になったので、
自分でも作品と長いことにらめっこしていたのですが、
こんな目をした猫はいったいどんな精神をもっているのか、
何を思って何を問いかけてくるのか、自分はその問いにどんな答えを内在しているのか・・・
とかなんとか、不思議な気持ちになってきたので、そんなタイトルにしました。

こう「何かを問いかけてくるような瞳」というのは、私が良くテーマにするイメージのようです。

正しい答が欲しいのなら、正しく問うことである。
何故なら、正しい問の中には、答が含まれているからである。
真に正しい答は、答そのものですらあるのだ。


夢枕獏の言葉がまとまっていてきれいなので引用しましたが、そういう言葉は古今東西にありますね。
問う、というアクションによって、答えというものが形を成しはじめる。
というプロセスとか構造にはとても惹かれるものがあります。
絵はどんな形であれ作者の内面を写したものですが、
絵を見る鑑賞者にとっても内面を映す鏡のようなものだと思うので、
鑑賞者の皆々様にも
猫の瞳に何か問いかけられて、自身の内面からなにか想いが浮かんでくる、
という体験をしていただけたらな。

・・・という大それた望みをちらっと抱いてしまうくらい、この絵は良く出来たな。
とか思ってます実は。
いややっぱりまだまだです精進します。売れてませんごめんなさい。

そんな自信過剰と被害妄想の間でぐわんぐわん揺れながら描いています。
あああ文章オチないまとまらない。



っていうかもう9月じゃないか大変だっ(゜゜;)ぐらぐらしている場合じゃない
直前告知になってしまいましたごめんなさい。


黒猫屋珈琲店



http://dejavu-kuronekoya.com/
https://www.facebook.com/dejavukuronekoya
福岡県 福岡市中央区大名1-5-5




こちらのカフェに明日9/3(水)~9/15(月)まで、作品を展示させて頂きます。
ていうか今から搬入行って参ります。
黒猫屋さんで、裏に白猫さんがいるそうなので、黒猫白猫の陶彩画を中心に飾ろうと思っています。
たくさんのかたのお目にかかれますようにー










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Posted by かぎ猫屋 at 11:35 | Comments(0) | 陶彩画

2014年03月10日

白馬の陶彩画



母の還暦のお祝いに陶彩画で白馬を描きました。
年賀状は猫を描きましたが、そういえば馬の年でしたね。

いつもの陶彩画とはちょっと違うつくりかたを試してみましたが、
白馬の駆ける勢いが出て(゜∀゜)良かったかも。

小さい作品で成功したこと、もっと大きくしても通用するかな・・・?
自分なりの表現を模索中です。






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タグ :陶彩画白馬


Posted by かぎ猫屋 at 14:42 | Comments(0) | 陶彩画

2013年11月19日

今週のアイラブ小城は!



新作、お目見えもうすぐです。
タイトルは燐光

ホームページに作品について項目があります。
http://kagineko.jimdo.com/%E9%99%B6%E5%BD%A9-%E6%B0%B4%E5%BD%A9%E7%94%BB/





明日が搬入なのにまだまだ額装する作品も窯に入ってる作品もあるという・・・  あはは(^q^)うふふへへへ

http://sense3.jimdo.com/

sense~音楽と絵の展覧会~
矢山昭子 市丸未来 宮原千春 小城出身の3人のアーティストによる展覧会
会期 2013.11.21(木)~11.24(日)
開場 am11:00~pm19:00 土日は10時開場、最終日は18時まで
ピアノ演奏会23(土)24(日)両日とも14:00開演
チケット¥1000/高校生以下¥500


よろしくお越しください。

展覧会初日の今週木曜のお昼12時から、ラジオのエフエム佐賀の番組、アイラブ小城にもゲストにお呼ばれしてsenseについてお喋りしてきました。


番組表
http://www.fmsaga.co.jp/timetable/thursday/

SKUNK SHOT BOOSTERのボーカルでパーソナリティーの徳丸さんはさすがのイケボ(イケてるボイス)でしたー。

オンエアもよろしくご清聴いただければ幸いです。緊張して何しゃべったか覚えてないけど・・・(@□@)

  


Posted by かぎ猫屋 at 23:33 | Comments(0) | 陶彩画 | メディア

2013年07月05日

Morpho eyes (モルフォアイズ)


Morpho eyes (モルフォアイズ)

久々に陶彩画のことでも。
モルフォアイ、と言っても勝手に考えた造語なので何のことかさっぱりですよね。順を追って説明しましょう。
まずはこの絵の目をご覧いただいて、
なにか色や質感が今までと違うかな?
と思われた方はきっと陶彩画やこのブログをさぞご贔屓にしてくださっている方かと存じます ありがたやー(T△T)ありがとうぞんじますー

別角度からアップで。


そう、なんだか光って色も若干変わっていますね。

以前ご紹介した
氷猫 http://kagineko.sagafan.jp/e462534.html

この絵の目の表現をまた試してみました。

以前ご紹介したときはこの色と質感を玉虫色と表現したのですが、
こういった角度によって様々に変化する色のことを 構造色 と言うそうです。

構造色 ウィキペディアの記事 

色素ではなく表面の微細な構造が光を反射して生まれる色・・・などと小難しく考えても楽しい原理ですが、
実はとても身近に目にしている現象です。
人工では偏光サングラスやCD、シャボン玉、
自然界では孔雀などの鳥や昆虫、貝、オパールなどの宝石、
それから良く見ると猫の目も、

とりわけ構造色を語る上で最も代表的なのはモルフォーと呼ばれる大きな青い蝶です。


奇跡の蝶と呼ばれ、多くの人々を魅了するモルフォー
まだまだ研究の余地のあるこの目の表現ですが、この蝶にあやかったタイトルにしてみました。

さて、実はこちらの作品、先日の個展にてすでにお輿入れさせていただきました。
説明を見て実物を見たくなってしまった方ごめんなさい(^_^;)
またこの作品の経験を活かした次の作品をつくっていきますので、よろしくお願いいたします。
構造色は角度によって変化する色なので、実物のまわりをぐるぐるまわったり、絵を動かしたりしながら見るととても面白いです。

本物以上に本物の迫力の猫の目をいつか皆様のご覧に入れられますように。















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Posted by かぎ猫屋 at 08:22 | Comments(2) | 陶彩画

2012年06月22日

かぎ猫陶彩画「ロシアンスマイル」


さて、前回 http://kagineko.sagafan.jp/e515255.html に続きロシアンブルーのかぎ猫です。
ロシアンブルーの、口角があがって微笑んだような顔をロシアンスマイルと呼びます。


「ロシアンスマイル」

ずんぐりむっくり
洋ネコなので大人になるとそれはそれはすらりとした猫になる(はず)ですが、
ちょっとぽってりとした子猫時代を描いてみました。
とは言ってもなんだか骨太で筋肉っぽい太り方なので、いかにも逞しく育ちそうですよこの子。(^^)

口もとのもこもこ具合、首もとのお肉のたれ具合、ふとましいあんよ。
なんかもう全力でモフりたい!たまらない出来になりました。




さて、急ですが佐賀県の皆さまに広告です。



不肖私の母校、武蔵野美術大学油絵学科の教授が、地元佐賀で講演されるとのこと。
フェイスブックで今日知ったのですが、明日じゃないですかー!セーフ!!

べらぼうにパワフルでユニーク、おまけに猫好きのステキな先生でした。

遠藤彰子 オフィシャルサイト http://www.akiko-endo.com/




ゴー!県立美術館!

そしてその後は白山アーケード内トネリコカフェで美人な油絵とピアノな音楽のイベントを楽しめば完璧です!
http://www.saga-s.co.jp/news/machi-wadai.0.2225248.article.html
市丸未来、宮原千春両名は高校の同級生だったりして・・・

アートな週末になりそうです。皆に触発されて私もがんばりたい(゜Д゜)カッ




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Posted by かぎ猫屋 at 20:09 | Comments(0) | 陶彩画

2012年06月13日

かぎ猫陶彩画「pride」


グレーの毛並みに、エメラルドグリーンの丸い瞳。
ロシアンブルーはエキゾチックで美しい猫です。

昔はブルーという名前から、本当に青い毛並みの猫がいるのかと思っていました。




気品や、誇り高さ、野生・・・ 洋ネコの凛々しい佇まいを、とそんな感じでつくりました。

と、画像発表しといてなんですが、
この作品に関しては後日またネタにするとして、ちょっと今回はロシアンブルーについて書いていいですか。

ブルーと言っても実際は、犬や猫では灰色の毛並みのことです。

海や空や、ドラえもん(一応猫)のように真っ青とはいかなくても、
なんとなく水色な白っぽい猫とか、黒っぽい青っぽいような猫とかがいると思っていたのはいつごろまでだったか・・・。

図鑑でロシアンブルーの姿を見ても、きっと写真だからよくわからないだけで本物はもっと青いはずだと思ってました、
ひょっとしたらカラスのように角度によって青く光るとか(っていうのは今考えましたけど)

なんだって灰色の猫をブルーと呼ぶのか。
灰色の猫も美しいけれど、
青い猫を期待してしまった子供の純心をどうしてくれるのかと。

そもそもこの 青 という、これがなかなかクセモノな言葉のようです。

色は緑なのに青信号とか、青竹とか、なんでだろう
と誰もが一度は疑問に思ったことがありますよね。

ちょっと調べてみたところ

 というのは
いわゆるの色だけではなく
などひろく寒色を示す言葉であり、
しかもそれは日本語に限らず、多くの言語で同様の事例があるようです。

日本語、やまとことばで「色」を表す言葉を辿ってひもといていくと、
それは実はたったの4つしかないそうで、

しろ くろ あか あお

しろ は空が白むと言うときのような明るさ、明度の高いさま
くろ は日の暮れた暗さ、明度のごく低いさま

あか はあざやかであきらかな、彩度の高いさま
あお はぼんやりあわい、彩度、明度の低いさま

をそれぞれ示していたとか。

あまりにおおざっぱで、昔の人はそんだけで足りたのかよ! と
色に溢れた生活をする現代ではそう思いますが、
そういえば今でもその4色を示す言葉って他の色達と扱いが違います。


白い 黒い 赤い 青い とは言いますが、
藍い とか 紫い とか 灰い とは言いません。(ピンクい、はなぜか言う気もする。) 


藍や紫は色のことも示しますが、それ以前に植物の名前で、灰も灰色という以前になにかが燃えた後残るもののことです。


なので
藍の色、 灰の色
藍色 紫色 灰色 と言うのは自然ですが、

白の色 黒の色 
白色 黒色 赤色 青色 と言うと、ちょっと言葉としてくどいような気がします。


・・・・・・
そんなわけで、本来の あお は実にひろ~く獏とした色を示す言葉で、
英語のブルーという言葉にもほぼ同様の遍歴がある、と。
やっぱりロシアンブルーは灰色の猫、で納得せざるをえないようです。

青い毛の猫、いないのかぁ・・・。 (´・ω・`)
じゃあ、いつかつくろうかにゃ☆ (゜ω゜*) 


ちなみに 青 猫 でググると 普通は萩原朔太郎の詩やそのオマージュな店名やサイトが表示されますが、
画像検索すると、当ブログトップ画像のかぎ猫代表作さんも結構上位にでてくることが判明wwwヒャッハ―!



青猫 0号 http://kagineko.com/


まあ、そんな単語めったに検索されないとは思いますがね!

青猫というか、背景が青い猫ではありますが、そこは陶彩画。
本物をよく見ると猫の黒にも濃い部分と薄い部分があり、下地の青が微妙に透けて、透明感や一体感の表現になっています。


その後もなかなか超えられない存在感、ビギナーズラックに恵まれた作品でした。





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Posted by かぎ猫屋 at 21:02 | Comments(3) | 陶彩画

2012年05月30日

かぎ猫陶彩画「双子のアビシニアン」

|ω・`) えっと・・・

ネタには困りませんよ(`・ω・´)キリッ

とか前回言っておきながら全然更新してなくてごめんなさい。

なんていうか、個展終わって緊張の糸が派手に切れておりました。
ていうかまだ切れてるかも(^q^)これ

次の個展も決まってないしなぁ。
そもそも個展PRのために始めたブログだったっけ。
では今は何をモチベーションに猫活(ねこかつ)(かぎ猫活動の略)をしたものか・・・。

まあでも、ぼーっとしててもやる気はやってこないから、
なにはともあれ手を動かすことですよね。うん。


さて、ずっと工程を紹介してきた子猫の陶彩画、タイトルは「双子のアビシニアン」でした。




あまりスポットを当ててこなかった方の子。
ちょっとはにかんだような表情は、活発そうなもう一方とは性格も対称な感じがします。

毛足が短く、その毛の一本々々の色が白→茶という風にグラデーションになっている
なんともアビシニアンらしい色合いを表現できたと思います。




「双子のアビシニアン」 200*124 200*124

ひとつの陶板をふたつに切りわけてつくった双子の絵です。
狛犬のように一対になる猫というのも面白いかな、と思ってつくりました。


個展で絵を飾るとき、特に私の絵はまだ小、中サイズが主なので、
隣り合う絵の色やポーズも考慮して見栄えがいいように
という空間演出のようなことも必要になります。

で、その時にまったく別物としてつくっていた絵が、
図ったように対になったぞぉー(゜∀゜)
という幸運が何度かありまして。

で、まあ、じゃあ最初から対になるようにつくったらどーなんかなー、という試みだったわけです。

結果は、ふたつでひとつというか

ひとつのものをふたつに分けて再会とかのお守りにするような、あんな感じ。
磁石のように、なんとも離れがたく、また離れても引き合うんじゃないかな、と思わせる絵になりました。

並べて飾るか、恋人・夫婦・親子・兄弟の間柄で片方ずつ!
とかそういう風にお嫁に出したいですねー。


あ、かぎ猫画廊(ホームページ)(kagineko.com) にも載せておきました。良かったらご覧ください。 


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Posted by かぎ猫屋 at 20:47 | Comments(0) | 陶彩画